MXoN支援
モトクロスは他のどんな種目にも引けをとらない、面白さと感動のあるスポーツだと思っています。その魅力を一人でも多くの人に伝えたくて、今まで活動してきました。
実際に参加して楽しめるのはもちろん、見ても楽しいモトクロスですが、フリーライドから本格的な選手権まで、競技としてのモトクロスはとても幅が広く、子供から大人まで、男性も女性も気軽に参加して楽しめることも、このスポーツの大きな魅力だと思います。
競技としてのモトクロスに関して、数多くのライダーがアマチュアレースや選手権に参戦していますが、その頂点にモトクロスのワールドカップに称されるモトクロス・オブ・ネイションズという大会があります。世界選手権よりも古く、1947年に第1回大会が行なわれた国別対抗戦は、2009年イタリア大会では史上最多となる36ヶ国がエントリーするモトクロス界最大のイベントへと発展。60年を超える歴史を刻む正に伝統の大会として現在に至っています。
日本代表チームも、1990年以降断続的ではありますが、2022年アメリカ大会まで通算21回の参戦を重ね、2000年と2003年には6位入賞を記録しています。
しかし近年、コロナ禍による参戦取り止めや長引く不況やモーターサイクル産業の業績の推移など様々な理由で、代表チームの派遣すらままならない状況となっています。
1990年、1991年の参戦は、協会が主体となっての派遣でした。5年間の参戦中断を置いて再開した1996年の派遣は、全日本モトクロス選手会が中心となって募金活動を行い、それをメーカーが支援する形で参戦を果しました。以降、代表メンバーが選抜されると、各ライダーの所属チームや契約先のメーカーが支援する形で参戦が続いてきましたが、選抜されたメンバーに出場の意志があってもメーカーからの十分な支援を得ることが難しいこともあり、近年は有志により発足した「一般社団法人 TEAM JAPAN MX PROJECT」が予算の確保と代表チームの編成を行い、協会が承認するという形が取られています。
代表メンバーが、所属チームやメーカーという枠を超えて、国の代表として挑む威信と名誉を重んじた伝統の大会。体制や遠征資金の調達などに関しては、選抜されたライダーの中でもそれぞれ違いがあるのは当然です。長引く不況と経済活動の低下で、スポーツ活動などに大きな制限を加えざるを得ない社会状況も十分理解しているつもりです。しかしだからこそ、世界最高のモトクロスイベントであるこの大会に参加し続けることの意義を強く感じています。「一般社団法人 TEAM JAPAN MX PROJECT」の活動に全面的に協力すると同時に、日本代表チームが出場することさえ困難な現状を鑑み、モトクロスに関わる者の一人としてなんらかの支援は出来ないだろうかと考た結果、支援基金を立ち上げることにしました。
寄せられた資金は、代表メンバーに均等に配分し、準備や遠征費用の一部にしてもらおうと考えています。仮に受取り辞退があれば、その分は翌年に持ち越し、次の代表メンバーに使ってもらえるよう責任を持って保管します。入金や使用(3等分し選手に直接に手渡しています。)に関しては、下のコメントで、逐一報告していく予定です。
あくまで私的な活動ですが、もしご賛同頂ければ、ご協力の程をお願いする次第です。
MXING & MC Square 木田 淑
〒135-0053 東京都江東区辰巳1-3-5-1409
mail:kida@mxing.com
送金に関しては、ゆうちょ銀行に専用の振替口座を開設しました。
口座番号 00110-1-632948
口座名称 MXoN日本代表チーム支援
ゆうちょ銀行以外の口座から振り込みされる場合は
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)店(019) 当座 0632948
とご指定ください。
※入金連絡があった場合は、等ページのコメントでその都度ご報告させて頂きます。
匿名をご希望される場合は、通信欄にその旨お書き添え頂くか、kida@mxing.com までご連絡ください。
以上、みんなの力で日本のモトクロスを盛り上げましょう。ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。